中古物件内覧其の三。
当たり前ですが、どんなに状態の悪い中古物件でも利便性の良い立地にある家の価格は土地価格が評価されているので、
「こんな家、誰も買わないだろ…。」
というような物件でもそれなりの価格で販売されている事がありますよね。
中古物件としてというか、むしろ“古屋付き売地”という感じ。
中古物件内覧其の三は、その類いな感じ。好立地で築38年の物件でした。
明るく写っていますが、実際はもっと暗かったです。スマホが自動調整してくれちゃうから明るく撮れちゃうんでしょう。
この物件は夫が見つけました。
ネットで見た時はキレイそうに見えていましたが、それまでの経験上「写真より10倍汚いと思え!」が教訓となっていたので、ワタシは期待0で行きました。
現地に着いた時、外観見たら屋根の縁が朽ちていて穴が空いてました。雨漏りしてるんじゃないかな、と思いました。
この時点でワタシとしてはアウト物件。
中に入って見たら、かなりひどい状況で「これって…買う人いるかね…」とボーゼンとしてしまうワタシ。
床もキーキー音してるし…暗いし…雨漏りの跡のようなものも。
「ここ、雨漏りありませんか?」
と不動産屋さんに聞いたら、
「売り主さんからは雨漏りとかはないと聞いているんですが…」
が…?
その後は!?笑
アナタにも見えているでしょー!!雨漏りの跡がっっ!笑
まぁ、買うつもりはないのでそれ以上は聞きませんでした。
参考の為に、
「まともに住めるようになるにはどれくらいかかりますかね?」
と聞いたら、
「普通に住めるくらいまでリフォームして500万、水回り新品交換して200~300万くらいでしょうかね…。」
でしょうね…。フルリフォームが必要です。予算オーバーです。買う気ないですけど。←しつこい
色々物件見ていると、○○不動産はまぁまぁな物件持っている、○○不動産は状態の悪い物件が多い、○○不動産はリフォーム済物件が多い、などある程度の傾向が見える気がします。
個人の不動産屋さんって、大手に比べると圧倒的に物件数少ないですが少数精鋭的な感じで、持っているひとつが良質なイメージです。対応も大手よりも好きです。
築20年でも汚い家はあるし、築40年でもメンテナンスされていて大事にしていたのが伝わってくる綺麗な家もあります。
古くても良いんです、気持ち良く住める家ならば。