戻りたくはないけど。
4日ぶりに山の家で迎える朝です。朝散歩の空はあまりスッキリしていなかったけど、風もなく暖かい良い散歩でした。
夫が仕事でいなくなってからは今日もシンギングボール聴いてます。
なんかね、夫は馴染めないみたいなの、シンギングボール。好みは別れるだろうね。
お店を閉めて家にいるようになってから丸2ヶ月が経ちました。あの忙しかった日々がウソみたいな日々です。
お店やっていた時の1日のスケジュール↓
家には寝るだけに帰ってきてたような生活で、オープン当初の定休日は週一でしたが、忙しくなるにつれて週二となり、最終的には月・火・水の週三が定休日になりました。
木~日の4日間営業でもとても忙しかったけど、4日間に絞ったからこそ忙しくなったのもあったのかも。
休みを増やしてもまるっきり休んでいたのは月曜日だけで、火曜日水曜日は仕込みでした。当たり前だけど、定休日を増やしたのは自分が休む為じゃなくて仕込みする日を増やさないといけなくなったからです。
この生活を続けて結構ヘトヘトでした。すべてひとりだったので。
で、ある日ふと立ち止まってしまったんですね。
“家の事が何もできない”
“夫とコミュニケーションがまったく取れない”
“愛犬くんは一歳になる前からずっと毎日お留守番の日々”
など。
「今、夫や愛犬くんに何かあったりしたらワタシは一生後悔するだろうな…。」
「ワタシにとって、家族にとって、シアワセってなんだろう…。」
「一番大切なものはなんだろう…。」
って考えてたら、なんだかお店を続けていく事が怖くなっちゃって。
それで思いきって閉店を決めて。お店は軌道に乗っていたから閉店のお知らせをしたら、お客さまには驚かれました。
でも、惜しまれながら閉店できたのはとてもありがたかったし、ホントに頑張ってやってきたから後悔も全然無くて、閉店を決めてからは清々しい気持ちでした。
お店は夫の夢ではじめたんだけど、シロウトあるあるで、考え方も実働もまったく微塵も向いてないという事がわかったので、オープンして3ヶ月目以降はお金の計算だけやってもらってました(苦笑)
お店で作ってたパフェたち。季節のフルーツで作ってました。
たまに自分でもこのパフェたちが恋しくなります。毎年この季節はシャインマスカットで作ってました。
あの生活には戻りたいとは思わないけど笑、お店をやった事で得たものはホントにおっきかったなぁって改めて思うんだな。
パフェの写真見てたらめっちゃお腹すいたー。お昼何食べよう…。