“ネパールは気候変動や洪水のリスクが高い国とされている。ヒマラヤ山脈に降雨が集中すると、氷河や氷河湖が溶け出して地滑りの危険が増加したり、ダムの決壊で下流域の村々が洪水の危機にさらされる事がわかっている。”

ネパールって、エベレストとかネパールカレーのイメージしかなかったわ…。

氷河って、通常であれば年間ミリ単位で変化すると言われてるんだけど、ダウラギリっていう地域のリカサンバ氷河が、年間10mの異常なスピードで後退してて、2060年までに消滅するって予測されてるんだって。40年後か…。

すごく長い先の事、と思えるけど気候変動の影響受けながらそうなっていくと考えるとその40年間の変動がちょっと怖いよね。どんな風に影響されていくのか…。

日本の事じゃないとしても、これから生きていく世代の人たちに、どんな影響があるのかその頃には自分たちはいないとしても気がかりだな。

氷河や氷河湖が溶け出して決壊すると、農業で暮らしている人びとの影響が深刻で、それはネパール人口の約7割もの人びとに該当するんだって。

アフガニスタン、バングラデシュ、ブータン、中国、インド、ミャンマー、ネパール、パキスタンの8カ国にまたがってるヒンドゥークシュ・ヒマラヤ山脈は氷河、雪、湖などとして地球上の淡水の約半分を蓄えてるって言われてて、温暖化が進むと今世紀末までに3分の1の氷河が融解して南アジアの約20億人の人たちが深刻な危機に陥るっていう予測もあるらしい。

対岸の火事と思っていたらダメだよね。でも、ホントの意味で全世界の人びと、ひとりひとりが気候変動、温暖化への対策を真剣に考えて行動する事が来るとしたら、どんな事がキッカケになるんだろう。

簡単な事じゃないよねぇ…。

つまんないと思うけど、地道に書いてこうと思います。