ほとんど投稿せずに放ったらかしになっていた口汚い“愚痴ブログ”を“老活ブログ”にチェンジ。
ワタシには少し早い“老活”も、夫にとっては遅いくらい。夫婦は運命共同体のようなものなので、必然的にワタシも老活です。
今年に入ってから、夫との老後について本気で考えるようになりました。
18歳離れている夫との老後に不安を感じていたのは結婚後、夫の持家で(先祖さまからの土地を夫が継いだそうな)生活するようになってからです。
立地環境が“良い”とは言えず、むしろ“悪い”とワタシは思っていました。
夫はここでずっと生活していたから愛着もあるし、これが当たり前だから不便とも思っておらず「ここは最高。」と言っていました。
でもワタシにとって良い事と言えば“緑が多い”という事くらい。
歩道がない道路の斜面に建っている家で山の麓のような立地にあり、決して近くに停留所があるわけではないけど一番近い公共交通機関のバスは1時間に1本あるかないか…
将来、車を手放す事も老後のプランのひとつだから、100歩譲って1時間に1本のバスでもいいからせめてバス停は近くにあって欲しい…。
など、これはごく一部の事で、この他にもワタシ達の老後を過ごす上ではいくつかのリスクもあり、夫と何度も話し合いを重ねた結果、老後に向けて居住環境を整えようとの結論に至りました。
いよいよ本格的な老活は“終の棲家”探しからスタートさせる事となったのです。
現在の家(家のローンは完済している)は、すぐに売りには出さないけど、近い将来手放す事に。
新しい家ではもうローンを組みたくないので、現金で一括払いを予定。
小さな平屋を新築する事も考えましたが、ローコスト住宅であっても予算オーバーになってしまう為“程度の良い中古物件”を探す事になりました。
ワタシ達が希望としている家のポイントは
1.築古でも良いが、リフォームが少なくて済むキレイな家
2.家屋が大きくなく庭などもないこじんまりとした家
3.平屋が第一希望だが、2階建ての場合は1階にLD以外の寝室にできる部屋がある間取り
4.すべての部屋が明るい
5.徒歩圏内に公共交通機関の停留所、スーパー、コンビニがある
6.車の駐車場スペースがある
7.そこでの生活が描けるかどうか
というのがほぼ譲れない条件です。というか、これが満たされていなければ“終の棲家”を探す意味がありません。
中古物件の内覧をはじめたのが2ヶ月ほど前。のちほど中古物件内覧時のお話をしたいと思いますが、一発目から“中古物件”の洗礼を受ける事となりました。
「こんなに汚ねぇのか…。」
典型的な理想と現実です。
ワタシ達の老後を見据えた老活には、親族とのちょっとした“しがらみ”などもあります。
それも後日に記していこうと思っていますが、人間関係のしがらみなどもない静かな日常が欲しいです。
贅沢などしたいわけではなく、ただただ穏やかに慎ましく静かな老後を夫と愛犬と過ごせたらそれがシアワセと考えます。
つづく